先生のメイドさま

 「だってあっちには高梨先生がいるから…」
 「みんな集まりすぎなんだよ~関係ないよ、戻ろ?」

和は強引にあたしを引っ張って元居た彼の隣に座った

 「なによぉ~押さないでくれるぅ?」
 「そうそう、今仁くんの彼女のこと聞いてんだから~」

と女子たちが言うと

 「押してきたのはそっちでしょ?」
 「なによ?」
 「そっちこそなによ?」



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