先生のメイドさま

あたしは悔しいけどそれを認めると

 「なに?」

ってもう一回聞いてくる

 「嫉妬ですっ!」
 「ふーん、そうかそうか……」

あたしはおちゃらけながら言う彼を睨むと

 「こほん…いや、松川は気づいていたんだよ、俺たちが好き合ってるってだからその確認と…」
 「確認と?」
 「……お前とののろけ話…」



< 310 / 344 >

この作品をシェア

pagetop