先生のメイドさま

先輩方は口を開けて

 「ちょ…仁くん?」
 「やっぱ付き合ってんだ?」
 「そんなに可愛くないじゃんよ?」

と彼にブーブー言っている

 「うっせーな、俺の茅智をイジメやがって」

あたしは抱きしめられたまま普段の彼に戻っていることに気づいた



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