先生のメイドさま

彼は横になりながらあたしの手をつかんで離さない

 「ちょ仁さま?」
 「ここに居て」

と甘えモードになる彼

 「なんもしないから」

と彼の言うことを信じて彼の胸に身体を預ける

彼は指を絡ませてあたしと手を繋いで

 「なんかやっぱめんどいよな…」
 「…今日のことですか?」
 「あぁ…まさか見られてたなんてな」
 「…だから学校では自粛しません?」
 「それは嫌だ」



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