愛のかたまり
それから式が終わり教室へ戻る。
戻る途中に優に呼び止められ、一緒に教室まで行くことに。
「美姫って呼んでいい?」
「うん。」
「私は優って呼んでね♪」
「わかった。」
無愛想に言葉を返す私に嫌な顔一つしない優
むしろニコニコしてる。
この子、バカ…?
そんなことを考えてるうちに教室に着く。
自分の席に座っても、後ろには優。
あぁ、出席番号が前後なんだ、
めんどくさい…
これが私の本音。
ふてぶてしい私に声をかけるなんて、優はどうかしてる。