Mrs. lavender

姫様も王子様と暮らすうち、王子様を愛するようになっていたのです

二人は恋に落ちました

その日二人は幸せな時間を過ごしました

話しながら庭を散歩して

食事をして

町へ出かけて

プレゼントを買って

夜は舞踏会でダンス

しかし、時間は皮肉なものです。

翌朝、王子様の横に眠っていたのは、気品のある老婆の亡骸でした。

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