ナイト クレイジー ~総長と恋をした~

『!!…ごめんなさい!!大丈夫ですか?足折れてないですか?…本当にごめんなさい!』


私は相手の顔を確認するよりも前に、思いっきり踏んづけてしまった足が気になってしかたなかった。

涙目になってオロオロ心配する私を見下ろして、その人は言った

『フッ…お前が踏んだくらいで、どうかなっちまうほどヤワじゃねーよ!』

そうゆうと、私の頭をクシャッとなでて、歩いて行った。


< 6 / 20 >

この作品をシェア

pagetop