ナイト クレイジー ~総長と恋をした~
『!!…ごめんなさい!!大丈夫ですか?足折れてないですか?…本当にごめんなさい!』
私は相手の顔を確認するよりも前に、思いっきり踏んづけてしまった足が気になってしかたなかった。
涙目になってオロオロ心配する私を見下ろして、その人は言った
『フッ…お前が踏んだくらいで、どうかなっちまうほどヤワじゃねーよ!』
そうゆうと、私の頭をクシャッとなでて、歩いて行った。