大人げない大人
すると、そこには美保が両手を後ろにして、
「午後十一時十四分十秒ぴったりね。さすがは私のマイダーリン。」
と言ってきたのだ。正は言葉無く、呆然と立ち尽くした。
(あれは夢じゃ、なかったのか?)
「午後十一時十四分十秒ぴったりね。さすがは私のマイダーリン。」
と言ってきたのだ。正は言葉無く、呆然と立ち尽くした。
(あれは夢じゃ、なかったのか?)