Rose
『あたしは何で
ここに居るの?』

自分の名前も年齢も、
どう言う人間なのかも、
少女、ローズは記憶に無い様子。


『あんたは倒れてたんだよ』

昨夜、リィが散歩して居たら
人が倒れてたのを見付けた。

「声を掛けても
起きないから..」

とりあえずローズと、
横に落ちてたバックを持ち
家に帰って来たと言う。


「バックの中身を
見させて貰ったけど
あんたの事は何も分からなかった」

サイフも入って無いので
家出では?とリィが言う。
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