last fate
そして、大きく

Vサインをした・・・。


「覇菜君・・・。」


「そんな顔してると

 俺、また華を

 傷つけるかも

 しれねえぞ!
 
 さぁ、

 弟を救いに

 行っておいでよ!」


「・・・。」


「華ちゃん・・・。

 最後の頼みなんだ」


「・・・。」


華ちゃんは小さく

頷いてくれた
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