旦那様は俺様でいぢわる
「お前これからどうすんだ?」
う゛‥‥‥
「どうしよう‥」
お母さん達のとこには戻れないし
(戻った瞬間なにされるかわかんないもんっ)
でも‥
「いつまでもこんなとこいられないよな?」
ん。わたしの考えてることを読んだかのような台詞
視線を合わせ、ニカっと笑われた。
てか‥
「なんでそんな笑ってんの‥」
竜司の顔はわたしの気持ちとは裏腹に、
笑顔だった。
「俺が協力してやろうか?」
「えっ!?」
何言ってんの!?
「お前がその男と結婚しなくて。なおかつ借金も返せる方法」
余裕そうな顔
そんな方法‥
「あるのっ!?」
わたしは自分の耳を疑った。
すると
フンと鼻で笑われた。
「お前みたいなバカと一緒にするな」
どんだけエラソーなんだよ‥‥
わたしは言いたかった言葉をグッと飲み込んだ。