COLORS【橙】パッション☆オレンジ
「ふぅ~おいしかったなぁ」
今夜のメニューはカレーライスと海鮮サラダとプリン。
プリンももちろん手作りだった。
「ありがとう」
「学校じゃ全然話せなかったもんな~」
「そうだね。なんかこうやって話しているのが不思議な感じ」
「つーか、みんな野次馬なんだよなぁ~ほとんどがB組に居たぜ、ありゃ」
「確かに……今日はトイレと教室しか移動ではなかったよ(笑)」
こんなたわいもない会話がなんか楽しい。
そう思ったのは久しぶりだ……。
「あのさ……蜜柑は彼氏とかいないの?」
「なっ何よ、いきなり」
「キョウダイとしてはいろいろ知っておこうかなぁ……と」
「……いないよ。何かそういうのダメなんだよね、私」
「それってどういう……?」
「お母さんが前のお父さんと離婚した理由ね、『浮気』だったの。その時お母さんは『男なんて信じられない』って泣いてた、そんな姿見てたら『人を好きになる』ってことが恐くなっちゃって……好きってどういう気持ちなんだろう、人を信じるってどういうことなんだろうって」
「蜜柑……」
「こんな話するハズじゃなかったのに……ごめん。さてとっ!お風呂にでも入ってくるかな~っ!!覗くなよ!」
「ばーか」
俺はまだまだ彼女のこと何も知らなくて……。
もっと知りたい。
蜜柑のこと……。
今夜のメニューはカレーライスと海鮮サラダとプリン。
プリンももちろん手作りだった。
「ありがとう」
「学校じゃ全然話せなかったもんな~」
「そうだね。なんかこうやって話しているのが不思議な感じ」
「つーか、みんな野次馬なんだよなぁ~ほとんどがB組に居たぜ、ありゃ」
「確かに……今日はトイレと教室しか移動ではなかったよ(笑)」
こんなたわいもない会話がなんか楽しい。
そう思ったのは久しぶりだ……。
「あのさ……蜜柑は彼氏とかいないの?」
「なっ何よ、いきなり」
「キョウダイとしてはいろいろ知っておこうかなぁ……と」
「……いないよ。何かそういうのダメなんだよね、私」
「それってどういう……?」
「お母さんが前のお父さんと離婚した理由ね、『浮気』だったの。その時お母さんは『男なんて信じられない』って泣いてた、そんな姿見てたら『人を好きになる』ってことが恐くなっちゃって……好きってどういう気持ちなんだろう、人を信じるってどういうことなんだろうって」
「蜜柑……」
「こんな話するハズじゃなかったのに……ごめん。さてとっ!お風呂にでも入ってくるかな~っ!!覗くなよ!」
「ばーか」
俺はまだまだ彼女のこと何も知らなくて……。
もっと知りたい。
蜜柑のこと……。