ヘタレな龍のバレンタイン
「あの、大丈夫ですか?」



心配したのか話しかけてくれたのが、さっきの女の子だった。



近くでみると可愛いな、こんな可愛い子なら確かに家に連れ込みたくなるかもしれない、だが無理矢理はよくないよ。



「あっ・・・はい」



「そうですか、良かったです、助けてくれてありがとうございました!」


「はぁ・・・まぁあんま何もしてないですが・・」



ぶっちゃけ警察を呼んだのは僕なのだ、助けに行く前に携帯で通報したのだが、何か恥ずかしいし言わないでおこっと。
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