*私の総長さん-二世-*【完】

「私ね……桜夜の事が…好きなの。ずっと前から」


桜夜は少し黙って、こう言った


「俺も……お前の事好きだよ」


「桜夜…………」


「だけど…」


桜夜はすぐ話し始めた


「俺は…お前を幸せにする事が出来ないから…諦めるつもりだ…」


「………え?」


夜の道に冷たい風が吹いた



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