*私の総長さん-二世-*【完】

「そうだったんだぁ…理由は?聞かなかったの?」


「聞くの…恐かった…」


「そっか…」


「だけど、桜夜は…もう私の事好きじゃないんだって事は分かったから…私も諦める努力をするよ」


「だけど…まだ可能性は…」


愛結は首を横に振った


「ううん。あいつは…たぶん…私の事は、これ以上好きにならないと思う」


「愛結…」


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