*私の総長さん-二世-*【完】
コンコン
「はぁい」
「俺だ。入るぜ?」
「おぅ」
ガチャ
「よっ!」
「急に俺ん家に来たいって何か話でもあんのか?」
「いや…お前の親父に謝ろうと思ってさ」
「親父に?…バイクの事か?」
「あぁ…。あとお前にも礼を言わなきゃって」
「真二…。別に俺は何とも思ってねーよ。ただ、お前がパクられるのは見てられないからな」
「桜夜…。俺、お前に一生ついてくぜ」
「言ってろ…ばーか」
桜夜は立ち上がり、引き出しからある物を取り出した