*私の総長さん-二世-*【完】

「どした?」


「今日さ、お前に話たい事あったんだ」


桜夜はあの布を真二に渡した


「何だこれ?」


「広げてみろよ」


真二は渡された布を広げた


「…こ、これって…」


「俺の親父が初代総長だった頃の旗」


「夜桜…愚連隊…。お前まさか…」


「継ごうと思う…2代目として」


「桜夜!…すげーよお前!お前夢だったもんな?」


「あぁ…渡された時は身体中が震えたぜ」


「俺も応援すっからよ!」


「……」


桜夜は急に黙りだした



< 32 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop