*私の総長さん-二世-*【完】
「どした?」
「今日さ、お前に話たい事あったんだ」
桜夜はあの布を真二に渡した
「何だこれ?」
「広げてみろよ」
真二は渡された布を広げた
「…こ、これって…」
「俺の親父が初代総長だった頃の旗」
「夜桜…愚連隊…。お前まさか…」
「継ごうと思う…2代目として」
「桜夜!…すげーよお前!お前夢だったもんな?」
「あぁ…渡された時は身体中が震えたぜ」
「俺も応援すっからよ!」
「……」
桜夜は急に黙りだした