オカルト・カルテ
そんなことを思いながら下を見ていると
視界も急に下降した。



「わ、わわ!?」




どんどん落ちていく速度と距離。
大地が見えてきた先に小さな洞穴。




「・・入り口?」



「そうだ。あそこから、魔界城へと入る。

・・レラジェ、ガイドは頼んだぞ」



「了解いたした!
それでは詩織殿、成満殿のあとから
ついてきてくだされ」



そしてレラジェさんが
洞穴の中へと入っていった。
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