オカルト・カルテ
お兄ちゃんは言葉に目を見開いたけど
すぐテレビへと視線を戻した。
「・・別に、今に始まったことじゃないだろ」
「そうだけど・・・」
黙った私にお兄ちゃんはため息をついて
「・・この家の倉庫」
「え!?やだよ!」
そう言っただけで私がこうまで嫌がるのには
きちんとした理由がある。
「・・まだ何も言ってない」
「・・だって、あそこ変なものいっぱいあるじゃん」
父の仕事柄、趣味のせいなのか知らないが
おかしなものがいっぱい倉庫にはある。
そのせいで一度事故になりかかって
本当に危なかった。
以来あの創庫には近づいていない。
すぐテレビへと視線を戻した。
「・・別に、今に始まったことじゃないだろ」
「そうだけど・・・」
黙った私にお兄ちゃんはため息をついて
「・・この家の倉庫」
「え!?やだよ!」
そう言っただけで私がこうまで嫌がるのには
きちんとした理由がある。
「・・まだ何も言ってない」
「・・だって、あそこ変なものいっぱいあるじゃん」
父の仕事柄、趣味のせいなのか知らないが
おかしなものがいっぱい倉庫にはある。
そのせいで一度事故になりかかって
本当に危なかった。
以来あの創庫には近づいていない。