オカルト・カルテ
「これはマジだって。
前に酔ってる親父に聞いたんだ。


なんでも願いを叶えてくれる本が
あるんだってさ」






「え!?本当!?」





「・・最初はうさんくさいとか思ったけど。


けどそこにある本を使えば
本当に願いがかなうらしい。


嘘かどうかは別として・・


やってみる価値はあるだろ?」




「うん、やる!」



私の言葉にお兄ちゃんは笑って
古ぼけた本を持ってきた。




「いいか、誰にも見られないように
やるんだぞ?」



「うん、わかった」



これで・・




私のドジ癖が直る!!





「ニャー?」



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