オカルト・カルテ
「…!!!」
「まさかあなたとは
思っていませんでしたけど…
ソロモン72柱、ガープ」
そ、ソロモン!?
てことは、悪魔…!!
手を引いて前にいる悠ちゃんは
怪しげに震えだす。
「何を根拠に、そんなこと」
「まず、手紙です。
未来や過去、現在のことを
正確に伝えられるなんてあなたくらいの
ものでしょう。
門から中に入る時も、
あなたはためらっていた。
…この家には、悪魔では入れない
聖域のまじないがかけてありますからね」
「・・・聖域の、まじない?」
聞き返すと、平岩さんがいう。
「まぁかけてあると言っても
自然にできたものですが。
あの噴水がそうですよ。
自然のエネルギーの力で
聖なる力を生みだし、邪悪なものを
払う力を持つ」
・・そうなんだ。
だからあの時門で、
一点を見つめて真剣な顔で…。
…でも、どうして平岩さんが
そんなこと知ってるの?
「まさかあなたとは
思っていませんでしたけど…
ソロモン72柱、ガープ」
そ、ソロモン!?
てことは、悪魔…!!
手を引いて前にいる悠ちゃんは
怪しげに震えだす。
「何を根拠に、そんなこと」
「まず、手紙です。
未来や過去、現在のことを
正確に伝えられるなんてあなたくらいの
ものでしょう。
門から中に入る時も、
あなたはためらっていた。
…この家には、悪魔では入れない
聖域のまじないがかけてありますからね」
「・・・聖域の、まじない?」
聞き返すと、平岩さんがいう。
「まぁかけてあると言っても
自然にできたものですが。
あの噴水がそうですよ。
自然のエネルギーの力で
聖なる力を生みだし、邪悪なものを
払う力を持つ」
・・そうなんだ。
だからあの時門で、
一点を見つめて真剣な顔で…。
…でも、どうして平岩さんが
そんなこと知ってるの?