オカルト・カルテ
「「え」」。
二人の声が揃い
憎たらしい声に屋根を見た。
見れば悪魔つきの黒猫が
くつろぎながら眠そうに
こちらを見下ろしていた。
「ストラス!
来てくれたんだ!」
『フン。
バカについてくやつは
そろいもそろってバカだからな。
バカ鳥のために
用意しといてやったんだ』
「バカバカ、言わないで!」
怒った口調でそう言ったけど。
でも自然と笑みがこぼれた。
…来ないって思ってたのに、
来てくれたからかな。
なんだかんだ言いながら
来てくれることが、
少しだけ嬉しいなんて思ってしまった。
『…で。
バカは放っとくとして
そっちのバカはどうするつもりだ』
するとガープは鋭い目で
ストラスを見た。
【…フン、頭のキレるひねくれ者か。
おまえの噂は聞いていたが…
まさか猫になっていたなんてな】
ハッ、と嘲笑する。
二人の声が揃い
憎たらしい声に屋根を見た。
見れば悪魔つきの黒猫が
くつろぎながら眠そうに
こちらを見下ろしていた。
「ストラス!
来てくれたんだ!」
『フン。
バカについてくやつは
そろいもそろってバカだからな。
バカ鳥のために
用意しといてやったんだ』
「バカバカ、言わないで!」
怒った口調でそう言ったけど。
でも自然と笑みがこぼれた。
…来ないって思ってたのに、
来てくれたからかな。
なんだかんだ言いながら
来てくれることが、
少しだけ嬉しいなんて思ってしまった。
『…で。
バカは放っとくとして
そっちのバカはどうするつもりだ』
するとガープは鋭い目で
ストラスを見た。
【…フン、頭のキレるひねくれ者か。
おまえの噂は聞いていたが…
まさか猫になっていたなんてな】
ハッ、と嘲笑する。