オカルト・カルテ
うろたえるストラスと
目をこする私を置いて
シュトリが口を開く。






「…あくまで、推測ですが。

契約の印が弱まるほど、
サタンの力が落ちているってことは…」





『…!』





「…それって」





サタンが、もうこの世にいないかも
しれないってこと…?




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