オカルト・カルテ
「ただいまー」
ふぅぅっと息をつきながら
リビングにいるお兄ちゃんとお母さんに
声をかけつつ2階へあがる。
ガチャッ。
「!?!?」
「やっと来たか。人間の娘よ!
待ちくたびれたぞ」
見るとそこには狩人のような姿をした
男の人が1人。
なんていうか…
弓矢を除けば、あのピー〇ー〇〇、みたいな。
「だ、誰ですか!?!?」
「おっと、これは失礼。
我輩の名はレラジェ。
ソロモン72柱、大公爵の者。
どうかよろしく頼む」
頭を90度きっちり下げたので
反射的にこちらも同じことを仕返してしまう。
「こ、こちらこそ。
神崎詩織です…」
っていうか!!
「そ、ソロモンってことは
ストラスのお知り合い…?」
ストラスの名を聞くと
レラジェさんは驚いて
「ほう!
やはりストラスの主であるというのは
本当だったのだな!
彼には我輩も苦労させられた……」
いつも弓矢を隠されてな、
困ったものだ。
うんうん、と懐かしむように言ってるけど
私はあはは…と苦笑いするしかなく。
…ストラス、いじめっ子だったんだね…。
「そ、それでレラジェさんは
何の御用で…?」
ふぅぅっと息をつきながら
リビングにいるお兄ちゃんとお母さんに
声をかけつつ2階へあがる。
ガチャッ。
「!?!?」
「やっと来たか。人間の娘よ!
待ちくたびれたぞ」
見るとそこには狩人のような姿をした
男の人が1人。
なんていうか…
弓矢を除けば、あのピー〇ー〇〇、みたいな。
「だ、誰ですか!?!?」
「おっと、これは失礼。
我輩の名はレラジェ。
ソロモン72柱、大公爵の者。
どうかよろしく頼む」
頭を90度きっちり下げたので
反射的にこちらも同じことを仕返してしまう。
「こ、こちらこそ。
神崎詩織です…」
っていうか!!
「そ、ソロモンってことは
ストラスのお知り合い…?」
ストラスの名を聞くと
レラジェさんは驚いて
「ほう!
やはりストラスの主であるというのは
本当だったのだな!
彼には我輩も苦労させられた……」
いつも弓矢を隠されてな、
困ったものだ。
うんうん、と懐かしむように言ってるけど
私はあはは…と苦笑いするしかなく。
…ストラス、いじめっ子だったんだね…。
「そ、それでレラジェさんは
何の御用で…?」