最後のコトバ〜彼の残した最高の愛〜



「氷野さん!!大丈夫?」



初めて



話したのは



体育の授業



私が倒れたとき



悠里が



真っ先に



駆けつけてくれた。



「大丈夫だから。
ただの立ち眩(くら)み──」



私はまた



人を突き放した。



甘え方が



わからなかったから。



そんな私に



悠里は



「馬鹿!!危ないだろ!?保健室まで連れて行く」



最初は



うざい奴



って思ってた
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