大好きだよ―先輩―

それがショックで私はそれからまたメールを少なくした。

出来るだけ私のことを考える時間を少なくして欲しかった…

なんでだろう?

好きだったらもっと私のこと考えて.想って私でいっぱいにして欲しいはずなのに…

でもそれはきっと
本当に好きだから。

先輩のことを考えたらそんなことさせれないから。

そんなことを考えているうちに卒業が来てしまった。

卒業の朝私はいつものように教室の窓から先輩が登校してくる姿を探していた。

今日で最後だから…

ちゃんと目に焼き付けておかなきゃ。

そんなことを考えていると先輩はやって来た。

最後だとわかってたのに見ているだけでなにも行動しない私を見ていた

先輩と仲が良くて私と同じクラスの男友達が…

「先輩―おはよう(^^)
ちょっと待って☆」

と言って先輩を引き止めた


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