イケメンJKと俺。
「お待たせしました」


聞き覚えのある声…
顔をあげて店員の顔を見る。




「えび天とハン…」

「お前、ここでバイトしてたのか」



ほぼスッピン状態の神谷がえび天とハンバーグカレーを持って立っていた。
イケメンのバイトって神谷のことか。



「…そ、ですね…あははは」
苦笑いをしながらテーブルに品を置いていく。





「知り合いなの?」
目を輝かせながら聞いてくるクロ。


「生徒です。ちなみに、女ですよ」

「マジ?」

「紛らわしくてすみません」
苦笑いが続く。




「いや、全然!むしろその方がやられた!」

< 23 / 92 >

この作品をシェア

pagetop