イケメンJKと俺。
ガキに呼び捨てされるってムカつくよなぁ。



今更だけど、青葉先生、すみませんでした。




あぁ…
先生元気かなぁ…

遠ざかる生徒の声を聞きながら少しずつ眠りにつく。












「青葉、おはよっ」
物理室は、学校で唯一落ち着く場所。


「青葉先生だ。忍田ぁ、また遅刻か?」
40歳手前なのに溢れるほどの眼の輝きに、俺は興味を持った。
それに、いい先生だと言えるのは青葉だけ。




「そうでーす。いいっしょ」

「自慢すんな、バ戒」


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