イケメンJKと俺。
「可愛いやつ」
神谷は変わらないな。
無駄にキャーキャー言わないし。
少しくらい照れてくれたら良かったのに。
残念なような残念じゃないような…。
物理室の鍵を閉めて準備室に戻った時だった。
「忍田先生」
振り返るとそこには…
「藤丸先生…。どうしたんですか?」
神谷の好きな人…。
爽やかで明るくて身長高くて…みんなに好かれていて…。
「特別指導を受けている生徒のことなんですが…」
問題児とされている生徒の面倒は、決まって俺が引き受けていた。
どう考えてもこの手の件は時間がかかる。
5分後には後から行くって約束したのに…。
この時、初めて大野を恨んだ。
神谷は変わらないな。
無駄にキャーキャー言わないし。
少しくらい照れてくれたら良かったのに。
残念なような残念じゃないような…。
物理室の鍵を閉めて準備室に戻った時だった。
「忍田先生」
振り返るとそこには…
「藤丸先生…。どうしたんですか?」
神谷の好きな人…。
爽やかで明るくて身長高くて…みんなに好かれていて…。
「特別指導を受けている生徒のことなんですが…」
問題児とされている生徒の面倒は、決まって俺が引き受けていた。
どう考えてもこの手の件は時間がかかる。
5分後には後から行くって約束したのに…。
この時、初めて大野を恨んだ。