イケメンJKと俺。
ガバッと一気に上半身を起こすとそこにいたのは…

嘘…。
マジで?



「先生の中の5分って、普通の人の2時間くらい何ですねぇ」

「そんな訳ないだろ!?」


ムスッとした表情の神谷が立っていた。



「そうじゃないですか。もう7時まわってるんですよ?」

「…悪かった」



悪かったと言いながら俺は、喜びまくっていた。
もう帰ったと思っていた神谷が目の前にいるんだから。






「絶対謝る気ないでしょー!マジ恥ずかしかったんですよ!?」
俺の向かいの席に座る。


「ごめんって!」
真剣に謝ろうとしても…ニヤけているせいで許して貰えない。



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