イケメンJKと俺。
「桃さんと玲人さんが来るまで一人で…。終いには、ワッフル作って…。どんだけ待たせる気ですか!」

「ごめんってば!悪かった!」

ポンポンと優しく頭を叩いて謝った。




すると、少しだけ神谷の顔が赤くなった気がした。



「…早く、ワッフル食べてよ。冷めるじゃん」

「うん。ありがとうな」



帰らないでワッフル作って待ってたんだよな。
こんな風に考える俺は相当、ポジティブ。




「ウマッ!この前のよりウマい」
深雪さんが言っていた通り、サクッとしてるのにフワッてしてる。


「…この前?」

「深雪さんが前試食させてくれたんだよ。あ、スイーツ神谷が提案してるんだって?すごいじゃん」


ワッフルを頬張りながら話す。



「…そうですか?」

「うん♪このワッフルも美味いし」
ペロッと全部食べてしまった。
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