イケメンJKと俺。
お会計を済まし、aliceを出た。
神谷の足取りは重かった。
少し前を歩いて車へ案内した。
「乗って」
それだけ言って運転席に乗り込む。
バタンと音がしたのは助手席ではなく、後部座席だった。
ミラーで後ろを見ると外を見ていた。
俺の隣じゃ…ダメか…。
って、俺が気を落としてる場合じゃない。
こんなんじゃ神谷を笑わせてやれない。
何処に連れて行こうかなぁ。
遠いところは駄目だよな。
「海…行くか」
「はい」
今、神谷の心はここにない…。
辛いよ…。
重い空気を包み、和らげたのは優しい洋楽だった。
神谷の足取りは重かった。
少し前を歩いて車へ案内した。
「乗って」
それだけ言って運転席に乗り込む。
バタンと音がしたのは助手席ではなく、後部座席だった。
ミラーで後ろを見ると外を見ていた。
俺の隣じゃ…ダメか…。
って、俺が気を落としてる場合じゃない。
こんなんじゃ神谷を笑わせてやれない。
何処に連れて行こうかなぁ。
遠いところは駄目だよな。
「海…行くか」
「はい」
今、神谷の心はここにない…。
辛いよ…。
重い空気を包み、和らげたのは優しい洋楽だった。