イケメンJKと俺。
最低限の会話しかできなくて…気付けばあるマンションの前に車を止めていた。






はぁ…
もぅ俺、神谷のそばにいられないのか…。

ほんと、何しでかしてんだ。



はぁ…。











「抱え込み過ぎないで下さいね…」



そっと一度頭を撫でられた。


そのまま思考停止してたら、神谷はもぅいなくて。


マンションの階段を登っていた。








抱え込んでるつもりなんてなかった。
でも確かにそうなのかもしれない。




辛いのに誰にも言えなかった。
嬉しくても何も言えなかった。


無意識のうちにため込んでしまっていたのか…。
だから絶えきれずに理性が弾けたんだ。
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