イケメンJKと俺。

ストーカー

やはり翌日はギクシャクしていたが、神谷とは変わらずに接することができた。



そして気付けば、昨日からテストが始まっていた。
神谷曰く物理は最後らしい。


放課後は他の生徒がきてうるさいから、神谷だけは朝も教えている。




時計はそろそろ朝の勉強会の終わりをさそうとしていた。





すると、突拍子もなく

「…ストーカーってどうしたらいいんですかねぇ」



ボソッと変なことを口にした。



「え。今何て言った?」

「ストーカーってどうしたらいいんですかね?」


淡々と話す様子からすれば神谷がストーカー被害にあってるわけじゃないみたいだ。


「警察行けばいいんじゃない?」


< 88 / 92 >

この作品をシェア

pagetop