助手席に君を
「こんにちは。」

「こんにちは。えーっと、君がアルバイトをしたい子だね?どうして?」

ダンディーで、威圧感たっぷりの社長。緊張する。

「あのですねー」

教官が好きになりましたなんて言えねーっ!

「皆さん、楽しそうに働いていたので…私も仲間入りしたいなぁーと思いました。」

「うーん、まぁいいけどね。アルバイトさせるのは。」

「本当ですかっ!ありがとうございます!」

「ただねー、あまりに君が使えないようなら即刻辞めてもらうけど、いいかな?」

「大丈夫です!お任せください!」
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