助手席に君を
「えっ!ありがとうございます!わざわざ開いていただいて…」

思いがけない事で、嬉しさが込み上げた。

「歓迎会という名で、みんな飲みたいだけよ」

そういう事ね…

「でも、嬉しいですっ!誰がいらして下さるんですか?」

「ほとんど来るんじゃない?祥子ちゃんは絶対に出席だからね」

「もちろんです。ありがとうございます!」

日曜日かぁ…

あっ!デートを忘れてた。

何か、もう自分が何を考えているのかわからなくなってきた。
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