流れ星との約束
早速、遥斗は渡されたグローブを左手にはめてみる。あまり多くのグローブを使ったことがないが、比較的しっくりくるように感じた。
値段を見てみると、2万2千円と記されていた。やはり高いが他のものに比べると安く、十分買える値段だった。
「どう?」宗が遥斗の様子を伺うように口を開く。
「うん、いいよ。しっくりくる」
「よし。まあ、他のも一応確かめてみてくれ」
宗に言われて、遥斗は一応全てのグローブ――余裕で買えないもの以外だが――をはめてみた。しかし、最初のものより良いものは無かった。
「決めた。これにする」
「優柔不断じゃなくて良かったわ。よし、さっさと終わらそうぜ」
そう言うと宗は違うコーナーへと向かう。他にも買わなければいかないものがあるからだ。
グローブ以外で必要な備品も全て選び終わりレジで会計を済ませたのは、彼らが店に来てから約1時間が経った頃だった。この1時間で、遥斗の財布はかなり軽くなった。
しかし、スパイクなど宗が奢ってくれたものも多い。彼曰わく、遥斗が野球をするのが嬉しいからだそうだ。
値段を見てみると、2万2千円と記されていた。やはり高いが他のものに比べると安く、十分買える値段だった。
「どう?」宗が遥斗の様子を伺うように口を開く。
「うん、いいよ。しっくりくる」
「よし。まあ、他のも一応確かめてみてくれ」
宗に言われて、遥斗は一応全てのグローブ――余裕で買えないもの以外だが――をはめてみた。しかし、最初のものより良いものは無かった。
「決めた。これにする」
「優柔不断じゃなくて良かったわ。よし、さっさと終わらそうぜ」
そう言うと宗は違うコーナーへと向かう。他にも買わなければいかないものがあるからだ。
グローブ以外で必要な備品も全て選び終わりレジで会計を済ませたのは、彼らが店に来てから約1時間が経った頃だった。この1時間で、遥斗の財布はかなり軽くなった。
しかし、スパイクなど宗が奢ってくれたものも多い。彼曰わく、遥斗が野球をするのが嬉しいからだそうだ。