Princessの掟





教室に戻って自分の席に座ろうとしたら、違和感を感じた。



なんだろう?



私は教室を見渡した。



特に変わったようには見えないようなきがする。



あっ!!



私の横にもう一つ机があった。



昨日まではなかったはず。誰の席?



私が疑問に思っていると私の目の前に誰かがきた。



「ユリア様。一時間目はどうされたんですの?」



私のファンクラブ?の会長だったかな…… 
その子が声をかけてきた。


「…えっと。少し体調がすぐれなくて。心配して頂いて嬉しいわ。」



私がそう言うと、会長さんは顔を赤らめていえと言った。



笑ったぐらいで赤くなられても困るんだけどな。



「ひとつ聞いていいかしら?」



きっとこの子なら隣の席のことを知ってるはず。



「なんでしょう?」



私の質問に目を輝かしてくる。



私は苦笑いをしながら尋ねた。



「右の机はどなたの席なの?」



「ああ!それはプ…「きゃー!!!!」



彼女が言おうとした瞬間廊下で黄色い声が聞こえた。


それと同時に教室のドアが開いた。





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