Princessの掟





「まあいいわ。どこに買いに行く?」



「えっ!いいの?」



さっきまでと大違いに美吏那の表情はパッと明るくなった。 



ほんと単純。 



「自分から誘ったんじゃない。」



「そうだけど。……じゃあ、ママのお店でいい?」



「うん、いいよ。」



私が答えた時にちょうどチャイムがなったので、美吏那は自分の席に戻っていった。 





< 264 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop