Princessの掟






「先ほどはおられたと思いますが…。」



バシャンッ 



そう答えた執事に持っていた飲み物をぶっかけた。



執事の頭からはかけられた飲み物がぽたぽたと落ちる。 



「さっきの話じゃないわ!!今よ、今いないって言っているの!!早く優斗呼んできて。」



茉莉香は執事に怒鳴り散らした。 



「畏まりました。」



執事は表情を変えず頭だけ下げ出ていった。 



「使えない奴。」



新しい飲み物を手にとった。 





< 334 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop