Princessの掟






それからのことはよく覚えてない。 



ただ涙がいっぱい流れたこと。 



「「百合亜様!!」」



私の周りにたくさんの人が集まってきた。 



「皆さん。」



「大学でも頑張ってくださいね。」



「ええ、頑張るわ。」



そう言って花束を受け取った。 



私のファンクラブが出来た時はすごく驚いたけど、いつも応援してくれて 



ありがとう。 



「じゃあまた、皆さん。」



私は別れを告げ、本当に最後の仕事に向かう。 





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