Princessの掟






相変わらず、デザインが豊富。



なにか買おうかな。



色々見ていたらひとつのアクセサリーに目が止まった。



「これいいかも。」



私が見つけたアクセサリーは冠の形をしたネックレス。



色はゴールドだけど、冠の真ん中にピンクのダイヤが埋め込まれている。



私がしばらく見ていると、店員がやってきた。



「流石です。二階堂様、こちらのネックレスは新商品で、今のところ、このひとつしかございません。」



新商品なんだ。



どうしようかな?



でも少し前に違うネックレス買ったからな。



私が悩んでいると奴がやってきた。



「ごめん。待たせて。」



「用は終わったの?」



「ああ、無事に。それより何見てたんだ?」



「別に何も。さっ行こう?」



私は奴の手を掴んで歩き出した。



「待った。部屋に忘れ物した。」



そうすると奴はオーナーもとに行ってしまった。



以外と忘れやすいんだアイツ。



オーナーと少し話して何か受け取るとこっちに戻って来た。



「じゃあ行くか。」



私達はお店を後にした。





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