Princessの掟
「なかなかないな。」
ぼーと香水を見ているとひとつの香水に目がいった。
「この香水。」
その匂いをかぐと奴に似合いそうな香りだった。
「さっきお昼ご馳走になったし、これでもプレゼントするかな。」
私は奴にこの香水をあげることにした。
「それより自分の見つけなきゃ。」
私がまた探していると、誰かに肩を叩かれた。
振り返ると奴が1つの香水を持って立っていた。
「どうかしたの?」
奴は持っていた香水を渡してきた。
「色々見てたらお前に合いそうなやつ見つけたから。」
私は受け取った香水を嗅いでみた。
「すごくいい香り。私、こういうの探してたの!」
その香水はみかんのような爽やか系でだけどほのかに甘い香りもしてとてもいい。
「じゃあこれにしよう。」
私はレジに向かった。