小さな恋  …Small prince…

「ねぇ…いくらなんでも
遅すぎない?咲妃。」


「俺も…思ってたトコ。」


遠くを見ようと少し
立ち上がろうとした時だ。


「洵くん、やっぱり今年も
速かったのねぇ~っ♪」


「ていうか、洵くんの
幼なじみの子、まだなのぉ?」


…は?


「あんた等、咲妃に…
何かしてないわよね?」
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