【短編】花学園
寮に帰ると、だれもいなくて真っ暗だった。


しかし、大広間には明かりがついていた。

でも静かだし、誰もいないカンジ!?


『はぁ〜』と大きな溜め息をつきながら、大広間へ行った。


「わっ、いたの?」


そこには水裏がいた。


「遅せ〜よおまえ〜」


「もしかして、待っててくれたの?」


「気になって…」


『気になって…』?きになってくれたの…?


なんか…ちょっと嬉しいかも。


「なんかあったのかよー?大きな溜め息ついて〜」



「うん。ちょっと。」


「なに?相談ならのるぞ〜?」



「元カレに、さっき会っちゃって。」


「元カレ!?」


「そう。告白されちゃって。」


私は水裏に話した。
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