【短編】花学園
「じゃあ、行くね。」


「…はい。」


先輩は荷物を持ち、歩きだした。


「先輩…」


小声で言った。


なぜか涙がでてきた。


エスカレーターで降りてゆく。

だんだん先輩が小さくなってゆく。


さよなら…。




先輩は後ろを向き、私に手を降った。






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