【短編】花学園
「え〜!!」



みんな驚いた。


やっぱり私のカンは当たった。


愛理ちゃんの指先にいる人は…


「水裏!?」


みんな声を揃えて言った。


その声にビックリした水裏はハッとし、自分でもビックリしていた。



「えっ、オレ!?」



もぉヤダー!


…散歩行こ。


って、犬の散歩へ行った。



散歩中、水裏はOKするのかな…っとかばったり考えてた。



そうやってボーッとしてたら、すぐに時間がたってて、気づけばもう10時!!


急いで帰らなきゃ!!



寮へつき、大広間の電気がついていたので、『水裏だー♪』っと思い、少しルンルン気分で大広間へ行くと。


「愛理ちゃんと、水裏?」


そこには、私が期待していた喜びではなかった。



…愛理ちゃんと水裏が抱き合っている。



いや、愛理ちゃんが水裏を抱いているんだ。



あまりにも複雑で、あまりにもショックだった。








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