君にティアラ
真菜に押し切られて、結局来てしまった。

嬉しそうな真菜と対照的に、あたしは自分にガックリ項垂れる。

「…あっ!豊ー!こっちこっちー!」

真菜の、幸せいっぱいな黄色い声に顔を上げた。

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