君にティアラ
驚いてるあたしの前で健吾が言葉を続ける。

「オレが怪我した時、果穂が責任感じてんのは分かった。距離置きたい、って連絡来た時はショックばかりがデカくて、上手い言葉は何も言えなくて」

何も連絡出来なくて責任感じて別れようとしてんなら、その怪我を押してでも試合に出てその姿を見せようと思ったと。

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