君にティアラ


「…最悪…」

そこで目が覚めて、あたしは小さく呟いた。

まだ夢に見る。

もうあれから3ヶ月も経つのに。

寝汗をかいてた。

気持ちが悪い。

時計を見れば、目覚ましが鳴るのにも早い時刻にあたしはため息を一つ吐いて。

それが義務のように、のろのろと着替えを始めた。

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